2018年10月


数年前に、手話を教えてもらう機会があり、
それ以来、時々手話講座の番組を見ています。
普段、手話を使う機会がないので、
忘れてしまうのですが、
先日見た手話講座で、聴者(聞こえる人)と聾者(聞こえない人)では
文化が違うという話しをしていました。

例えば、聞こえる人にとって
「うるさい」は、耳から聞こえてくる音に対して使いますが、
聞こえない人にとっての「うるさい」は、
洋服の柄が、ごちゃごちゃして手話が見づらい時等に使い、
目で見える模様等に対して使うそうです。

そして、聞こえない人同士、
喧嘩をした際には、
相手を無視するということはせず、
相手の顔を見て、手話で喧嘩をするそうです。
手話では、表情も言葉となるので、
しっかり相手を見て喧嘩をするそうです。

相手を無視するという、怒りの表現より、
言い合った方が、わかり合えて仲直りも早いかもしれませんね。

相手との違いを知って、良いと思うところを取り入れていくと
生活が豊かになりそうな気がします。

小林

ハークのHP→ http://www.hark.co.jp


最近、お役所や銀行、デパート、ショップに行くと、専門的な知識を持って、
バリバリ働く、女性たちに出会うことがよくあります。

彼女たちは、男性と肩を並べ(時にはぼっとしている男性以上に)
深い専門の知識と適格なアドバイスで、お客のニーズに答え、お客を満足させてくれます。

そんな彼女たちが、何かの機会に、私が幼児教育に携わっていることを知ると、
「実は、1歳と3歳の子どもがいるのですが・・上の子はひらがなさえ読めない。どう教えたらよいか・・」
「保育園に預けて、慌てて迎えに行き、家に帰ったら、お風呂に入れて、食事をさせて、
寝かせるだけで精一杯で・・」
とお子さまに対する不安を相談されます。

世の中で今一番頑張っているのは、
そんな小さなお子さんを持つ、お母様ではないかと思うのです。

どうぞ、無理をしないで、今できる限りをしてあげればよいのです。
貴女の働く背中を、見せてあげて下さい。
ある私立の小学校の校長先生もおっしゃっていました。
一番大切なのは、親が、周りへの思いやり、決まりごとを守る姿など、誠実に生きていることを見せること。
親が背中を見せることによって明るく前向きに生きてくれると。

彼女たちの奮闘を応援しています。

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櫻井

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