2016年05月


五月と言うのに、暑い日が続いています。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

堺の片田舎に暮らしていても、日本、そして世界の情勢は刻一刻と変化し、
その様子は、リアルタイムで伝わってきます。

昨日の新聞に、作家の塩野七生さんが、「オバマ大統領の迎え方」というインタビューの、
日本側が謝罪を求めないことに対して、
「謝罪を求めず、静かに迎える方が、謝罪を声高に求めるよりも、断じて品位の高さを強く印象づけることになるのです。」
「・・泣き叫ぶよりも無言で静かにふるまう方が、その人の品格を示すことになるのです。・・・」
と答えていました。この意見には、賛否両論があるとは思いますが、

話を「品位の高さ」「品格」に移すと、
それでは一体、「品位の高さ」「品格」とは何か。
その人の外見、持ち物とは関係なく、その人の生きざま、身のこなし、話し方、そして人を思いやる態度、自省する心・・全てを合わせてのものだと思うのです。
そして、教える子どもたちには、「品位の高さ」「品格」を持った子どもに人に、成長して欲しいと切に願っています。

では、子どもたちに、何をすればよいか。
難しいことではないような気がします。日々の生活の中で、
「約束は必ず守る」ことを教える、
「嘘をつかない」ことを教える、
「責任をとる」ことを教える、
「人に迷惑をかけない」ことを教える、
「人に感謝する」ことを教える。
そして親は子どもにそれらを強要するばかりでなく、親自身がそれらを見せることも大切かなと思います。

どうぞ子育て中の皆様、
人として日本人として「品位の高さ」「品格」を持って、世界に羽ばたくことができる子どもに育てて下さい。


6月になりましたら、当教室で、各小学校の学校説明会を行います。
受験生ばかりでなく、ご興味のある方、お気軽にご参加ください。
校長先生や、教頭先生の為になる子育てに関するお話もお聞きすることができると思います。

櫻井

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ハークの創業者である杉浦類美子先生の命日に、お花が届きました。
毎年ありがとうございます。

2010年5月22日に亡くなり、早いもので6年がたちます。

 今でも、類美子先生のこと、ハークのことを忘れないでいてくださること、嬉しく思います。
毎年命日が来ると、気持ちを新たにがんばろうという気持ちになります。

杉浦です。
またまた、今月もフェースブックでの投稿にいいね!しました。

「ありがとう」の本当の意味・・・。
こんなにも深い言葉だったんだ!!


日本人なのに
「ありがとう」の意味を知らなかった

ありがとうの反対語など
今まで考えたこともなかった。

教えてもらった答えは・・・

「あたりまえ」

「ありがとう」は漢字で書くと「有難う」
「有難(ありがた)し」という意味だ。

あることがむずかしい、まれである。
めったにない事にめぐりあう。

すなわち、奇跡ということだ。

奇跡の反対は、「当然」とか「当たり前」

我々は、毎日起こる出来事を、
当たり前だと思って過ごしている。

歩けるのがあたりまえ。

目が見え、耳が聞こえるのが、あたりまえ。
手足が動くのが、あたりまえ。

毎朝目覚めるのが、あたりまえ。

食事ができるのが、あたりまえ。

息ができるのが、あたりまえ。

友達といつも会えるのが、あたりまえ。
太陽が毎朝昇るのが、あたりまえ。

生まれてきたのが、あたりまえ。

夫(妻)が毎日帰ってくるのが、あたりまえ。

そして・・・

生きているのが、あたりまえ。
また、ある夫婦の話もしてくれた。
晩酌の時、いつも無口の夫が、
「ちょっと、お酌してくれないか?」
と珍しく妻に言った。
台所の片付けをしていた妻は、
「今は忙しいから自分でやって」と答えた。
夫は少し寂しそうだったが、
手酌で酒をついだ。
その、2~3時間後、夫は急に倒れ、
救急車で病院に運ばれ、
帰らぬ人となってしまった。

それから、妻は、
何故あの時、
夫にお酌をしてあげれなかったのかと、
ずっと悔やんだという。
あの時何故、もっと、
優しい言葉で、
こぼれるような笑顔で、
感謝の言葉で、
接することができなかったのか・・・
誰しも、
今日と同じ日が明日も繰り返されると思う。
今日、
誰かと出逢い、話し、笑い、
食事をして、仕事ができる。
こんな当たり前だと思うことが、
本当は奇跡の連続なのだ。
「有ること難し」
生きて、出逢う、という奇跡の連続に、
「ありがとう」を言わずにいられない。

毎日、生きていることが
もしかしたら奇跡なのかもしれません。
大事な人と明日も逢えると思っていたのに、
明日を待たずに永遠の別れになることも
あるかもしれません。
だから・・・
今日を、いえ、今を
感謝して生きていきたいと思います。

  
 
  
 
 
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