手は、第二の脳と言われているように、
書くという作業は、とても緻密で繊細かつ大胆な手の作業です。
また右脳を鍛えて、それを最終的に表現するのは「書く」ことです。
ですから、出来るだけ早くから手を鍛え、「書く」ことを意識して取り組んでください。

「書く」という作業は、手・目・肘・肩などの体の連動によって、できるようになります。
鉛筆をもって書く前に できることはたくさんあります。
細かい作業が 上手にできるように指先の巧緻性を高め、
ハッキリと書くためには指や手が強くなるように意識して子育てをします。

①絵描き歌をする
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「学ぶ」「習う」ことには、「模倣」がとても大事です。
親や先生のすることを 素直に真似てみたい と思う子に育てることを心がけてください。



②めいろをする
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ひらがな書きも めいろの延長ですから、まずは迷路をたくさんさせてください。
毎日●枚と与えるのではなく、毎日3分 というように 時間で区切ってください。
複雑な迷路も スラスラできるようになれば ひらがな書きは とても簡単な作業となります。



③ひらがな書きをします
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複雑な迷路ができているお子様であれば、写真のような「し」や「つ」は、簡単な迷路であり、そして文字書きになります。
ここで大事なのは、書き順を正しく教えることです。
文字がスラスラ書けるまでは、親がそばについて正しい書き順を教えてください。
何事も 最初が肝心ですから ここで手を抜かない・目を離さない で下さいね。



④絵日記を書きます
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絵日記は、書けない文字は 前もってペンで書いておき、そこを上からなぞる という形式で進めていくことができます。
その内、全文自分で書けるようになりますが、それまではフォローしてください。